大きな花のミトン
イーラーショシュやカロチャなど、美しい東欧の刺繍のようなぽってりとした花の絵柄をイメージしてこの図案を起こしました。
編み進めていくにつれ徐々に花が咲き、最後に大輪の花が開くという、制作過程もなかなかドラマチックな展開。何度編んでも完成した時の達成感はひとしおです。
最初は使いやすさ優先で手首のところはリブ編みにしていたのですが、手首周りにはキヒノヴィッツという伝統技法の飾り編みの縁を付け、全体に絵柄を編み込む形にリニューアル。よりクラシカルな雰囲気になり花模様が引き立つデザインになったと思います。
コートの袖口から大きな花がのぞいて冬の寒さの中にも暖かみを感じていただけたら。
落ち着いた色味なので普段使いにも取り入れやすいと思います。
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